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飛騨高山の歴史と美食を味わう
それぞれの花扇別邸いいやまでの過ごし方

1泊2日

飛騨古川・高山・新穂高
ツウな大人の二度目の高山

「古い町並」など高山の定番スポットは だいたい行き尽くしたという方、今回の旅は少し足を伸ばして、 高山近郊を巡ってみませんか? 白壁土蔵の町家が多く残り、職人技が息づく飛騨古川や、 北アルプスの山々を眼前に望む 迫力満点の新穂高ロープウェイなど、 ツウな大人にお薦めな、 知る人ぞ知る高山近郊の魅力をご紹介します。


1日目

8:30

電車で名古屋を出発

11:30

飛騨古川駅で降車し、白壁土蔵が続く町並みを散策

飛騨古川駅で降車し、白壁土蔵が続く町並みを散策

「せっかくなら今まで行ったことのないところに行ってみよう」名古屋から出発し、高山の次の駅・飛騨古川で降車。駅を降りてしばらく歩くと、白壁土蔵が続く町並みが見えてくる。
建物の袂には瀬戸川が流れ、約1,000匹の鯉が優雅に泳ぐ。ノスタルジックで落ち着いた町並みだ。

Pickup Spot瀬戸川と白壁土蔵街

TEL 0577-73-2111 (飛騨市観光課)
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13:00

和ろうそくや切り絵など、町に息づく匠の技に触れる

飛騨古川は、日本の伝統文化が受け継がれる町。
230年以上続く和ろうそくの老舗「三嶋和蝋燭店」や地元作家の切り絵作品を展示販売する「布紙木」、釘を使わずに組み立てる建築技術を学ぶ「飛騨の匠文化館」など、知的好奇心の赴くまま、匠の技に触れることができるスポットを巡る。

和ろうそくや切り絵など、町に息づく匠の技に触れる

Pickup Spot三嶋和蝋燭店

TEL/0577-73-4109
住所/岐阜県飛騨市古川町壱之町3-12
営業時間/9:30~17:00
定休日/水曜ほか不定休
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Pickup Spot布紙木

TEL/0577-73-6477
住所/岐阜県飛騨市古川町壱之町5-26
営業時間/10:00~17:00
定休日/水・木曜日(祝日の場合は営業)

Pickup Spot飛騨の匠文化館

TEL/0577-73-3321
住所/岐阜県飛騨市古川町壱之町10-1
営業時間/9:00~17:00(12~2月は~16:30)
定休日/木曜日(祝日の場合は開館)
料金/大人300円、子供100円

16:00

高山駅に到着。送迎バスで「花扇別邸いいやま」へ向かう

高山駅に到着。送迎バスで「花扇別邸いいやま」へ向かう

高山駅に到着。送迎バスで「花扇別邸いいやま」へ向かう

高山駅前から出ている無料送迎バスで、「花扇別邸いいやま」に向かう。
梁がめぐらされ、囲炉裏がしつらえられた空間は、荘厳ながらもどこか懐かしい雰囲気が漂う。聞けば、梁は全て神代欅を使用し、釘を1本も使っていないそうだ。飛騨の宮大工の匠の技につい見入ってしまった。

16:30

露天風呂とオープンテラスが付いた部屋で夕食までのんびり

露天風呂とオープンテラスが付いた部屋で夕食までのんびり

今日泊まる部屋は、専用のオープンテラスと露天風呂がついた和室。
露天風呂の横には、庭を望むウッドチェアが置いてある。ウッドチェアに座り、ぼんやり庭の景色を眺めていると、いつの間にか眠ってしまったようだ。好きな時間に午睡を楽しむことができるのも、旅の醍醐味だ。

18:00

「飛騨牛グレードアッププラン」で最高級飛騨牛を堪能

「飛騨牛グレードアッププラン」で最高級飛騨牛を堪能

せっかく産地に来たのだから美味しい飛騨牛が食べたいと、飛騨牛の最高ランクとされるA5等級のフィレ肉をステーキで味わう「飛騨牛グレードアッププラン」を予約。幻とも言われる最高級の飛騨牛は、柔らかく、さっぱりとした上品な味わい。
地酒とともに、高山が誇る美食を堪能した。

「飛騨牛グレードアッププラン」で最高級飛騨牛を堪能

22:00

就寝前に、大浴場で自家源泉の新鮮な温泉に浸かる

就寝前に、大浴場で自家源泉の新鮮な温泉に浸かる

夕食後、部屋でひと休みした後は、大浴場へ向かう。
星空を眺めながら露天風呂に浸かると、とろみのあるしっとりした温泉が全身に絡みつく。
ここの温泉は、高山では珍しく、自家源泉を使用しているそうだ。
地下1,200mの源泉から湧出する新鮮な温泉で、身体の芯からリラックス。

2日目

7:00

客室にしつらえられた露天風呂で朝風呂を楽しむ

客室にしつらえられた露天風呂で朝風呂を楽しむ

太陽の光を感じ、自然と目が覚めた朝。
シモンズのベッドの寝心地もよく、普段よりも上質な睡眠をとることができた。
眠気覚ましに客室の露天風呂に浸かる。
一人で入るには大きすぎる露天風呂で、朝から温泉を独り占めする贅沢。
快適な湯温に、眠っていた身体が目覚めていくのを感じた。

8:00

高山の郷土料理を味わう和朝食でエネルギーチャージ

高山の郷土料理を味わう和朝食でエネルギーチャージ

朝風呂の後は、個室の食事処で朝食を味わう。
お米は、産地の水で炊き上げるのが一番美味しいと言われる。朝食で出てきた地元産のお米も、食味が良く箸が進む。
自家製味噌を卓上コンロで炙った郷土料理「朴葉味噌」も、ごはんとの相性抜群だ。
朝からついつい食べ過ぎてしまった。

11:30

高山駅からバスで「新穂高ロープウェイ」を目指す

高山駅からバスで「新穂高ロープウェイ」を目指す

チェックアウト後は無料送迎バスで高山駅まで行き、濃飛バスで「新穂高ロープウェイ」を目指す。
「山頂から眺める北アルプスの山並が美しい」という噂を聞き、気になっていた場所だ。
約2時間バスに揺られ、「新穂高ロープウェイ」の出発口・新穂高温泉駅に到着。早速空中散歩に出発だ。

Pickup Spot新穂高ロープウェイ

TEL/0578-89-2252
住所/岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高
営業時間/8:30~16:00(季節により変動あり)
定休日/無休
料金/往復 大人2,900円、小学生1,450円
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11:45

ロープウェイで山頂を目指す途中、人気のパンを購入

Pickup Spotアルプスのパン屋さん

TEL/0578-89-2252
住所/岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高 しらかば平駅
営業時間/8:30~16:30
定休日/無休

新穂高温泉駅から国内唯一の2階建てロープウェイに乗り込み、鍋平高原駅を目指す。 そこから徒歩約2分で、乗換駅・しらかば平駅に到着。妻は、駅2階にある「アルプスのパン屋さん」で焼き立てのクロワッサンを食べるのが楽しみだったらしい。サクサク食感のクロワッサンを2人で頬張る。

12:30

山頂の西穂高口駅に到着。大パノラマに酔いしれる

山頂の西穂高口駅に到着。大パノラマに酔いしれる

しらかば平駅から再びロープウェイで約7分の空中散歩を楽しんだ後、西穂高口駅に到着。
標高2,156mの山頂からは北アルプスの大パノラマを眺めることができる。
残雪が残る雄大な山々の美しさに、しばし言葉を失う。
日本が誇るべき素晴らしい景色に、またひとつ出逢えた気がした。

14:30

奥飛騨温泉郷のひとつ「平湯温泉」で日帰り入浴

奥飛騨温泉郷のひとつ「平湯温泉」で日帰り入浴

ロープウェイで山を下り、再び濃飛バスに乗り、奥飛騨温泉郷のひとつ「平湯温泉」を目指す。
戦国時代に武田家家臣が見つけたという伝説が残る歴史ある温泉地だ。“ひなびた温泉”という町の雰囲気に心が躍る。
時間の許す限り日帰り入浴を楽しんだ後は、バスで高山駅に戻り、帰路についた。

20:00

名古屋に到着